猫ギターの教育論

尾道市向島の塾「US塾」塾長のブログ 早稲田大学・開成高校出身 本音が飛び交う、少し「上から目線」の教育論
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ハズレ学校担任撃退法
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    学校と塾の大きな違いは様々あろうが、学校は嫌いな人と上手に人間関係を築き上げる訓練をする場所、塾は好きな人間とだけ付き合う場所、私はそんな風に考えている。
    学校の方がもちろん「現実社会」に近い。

    たとえば塾で子供がいじめられたら、サッサとやめて別の塾に通えばいい。
    しかし学校だったら、越境入学するか、それとも中学入試や高校入試で私学に行くか、煩雑な方法を取らざるを得ず、手軽に学校から逃げ出すわけにはいかない。
    最悪の場合、不登校にもつながりかねない。
    嫌な友人との「腐れ縁」に悩むことになる。

    ただ、いじめの逆境を自力で克服する訓練は、悲しいけど必要だ。
    どうして自分が嫌われるのか、どうしていじめられるのか、嫌われいじめられないようにするために、自分はどう振る舞えばいいのか。そこらあたりを自分で考え、自分で自分を矯正しなければならない。

    幼少の子にそんな難儀なことを求めるのは酷かもしれないが、打開策を練らないと、大人になって痛い目に合う。

    友達ならまだいい。
    担任に嫌われたり嫌ったりする事態になったら大変だ。

    塾の先生が嫌いなら塾をやめればいい。でも学校なら、嫌な先生でもつき合い続けなければならない。
    特に小学校の場合、担任がほとんどの教科を一人で教えるので、1日6時間も、嫌な担任のワンマンショーの観客でいなければならない。

    たしかに学校の担任が嫌な人なら、すぐに担任を変えてもらいたいのが親子の本音だ。今すぐ担任を変え、また今すぐでなくていいから来年度の持ち上がりだけは勘弁して欲しいと、校長や教育委員会に訴えたり、署名を集める親もいるだろう。
    子供のために、お母さんは執念を燃やして、担任交代を要求する。どうして同じ学校へ通っていて、私の子だけハズレくじを引かなければならないのか?

    しかし、全力をかけ執拗に教育委員会に頼んでも、大嫌いな教師が次の年も持ち上がりで担任だったら、親子ともども悲惨である。

    まるで、「来期も堀内監督続投」と聞かされた時の、巨人ファンみたいに愕然とするだろう。
    (まあ、来年堀内監督は絶対にないだろうけど)

    自分の子の担任には、落ちこぼれクラスを常勝軍団に仕立て上げた「燃える男」星野仙一先生や、実績抜群で徳のありそうな王貞治先生が良いし、星野先生や王先生は無理にしても、まだ原先生や中畑先生や江川先生の方がましだったのに、よりによって堀内先生続投である。

    親子は不可解な人事をした教育委員会を恨み、巨人ファンはナベツネを恨むだろう。
    また、堀内先生は嫌われているのがわかっていながら、どうして場の空気を察して辞めないのか、憤りも大きくなる。

    ただ、堀内先生との懇談で、堀内先生の悪口を面前で言うのは愚策である。
    喧嘩腰で懇談に出かけ、親子ともども「おまえはハズレ担任」とキン肉マンみたいに額に書いてあるような、そんな態度だけは避けたい。

    懇談で担任に厳しい言葉で抗議したら、犠牲になるのは子供である。担任の子供に対する嫌悪感はますます強くなる。心の小さな担任は、親から懇談で受けた屈辱を、子供にリベンジして返す。
    また、担任に対して本音で迫ったら分かり合えるという幻想も捨てた方がいい。堀内監督のような腺病質の人に本音を言ったら恨まれるだけである。

    ハズレ担任に対しては、発想を変えればいい。
    将来子供が社会で上手くやっていくためには、嫌な人といかに付き合うかが鍵になる。子供のうちに、嫌な人に対する免疫を付けておくことは大事である。

    だからこそ、ハズレ担任は天の配剤だ。誰もが嫌う堀内先生に対して、いかに上手く接するか、そんな処世術を取るのは子供の将来に大いに役立つ。
    良い先生は、誰もが良い先生と感じる。ハズレ担任こそが、子供の社会勉強になるのだ。
    媚を売り、甘言を弄し、「先生のおかげで学校が楽しいです」と嘘八百を並べたら、堀内先生の態度も変わってくるだろう。

    私が親だったら子供と一緒に、堀内先生と上手に付き合うプロジェクトを組んで、堀内先生を人生勉強の道具に仕立て上げる。
    子供がどれだけ堀内先生の悪口を言っても、「先生は先生だ」と諭す。絶対に親の私は堀内先生のことを悪く言ったりはしない。


    ただし・・・・・・

    私が堀内クラスの生徒だったら話はまったく別だ。
    堀内って偉そうでムカツク。親の諭しなど聞かず、せいいっぱい反抗してやる。
    学校にスキンヘッドで、両耳にダイヤのピアスつけて通ってやるぜ。
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