猫ギターの教育論

尾道市向島の塾「US塾」塾長のブログ 早稲田大学・開成高校出身 本音が飛び交う、少し「上から目線」の教育論
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大学受験学参ソムリエ 5 世界史/日本史100題
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    難関私立受験者の必携書
    「社会クイズ王決定戦」で勝ちたい受験生へ


    私立文系の世界史・日本史は、いわば「クイズ王決定戦」だ。
    国立の2次試験が論述式なのとは対照的に、私立の早慶やMARCHや関関同立の問題の大部分はクイズ形式の一問一答で、細かい用語知識が問われる。
    ここ数年は問題が簡単になったとはいえ、難関私立大学では社会科の問題を逸脱した、雑学と呼んで差し支えないほどの難問が出る。

    私立の世界史日本史の入試が「クイズ王決定戦」とするなら、大会を想定した予想問題集がほしい。そこで予想問題集にうってつけなのが、Z会の「実力をつける 世界史/日本史100題」である。

    「世界史/日本史100題」の構成は、各国史・時代史・通史・テーマ史ごとに100の大問に分かれ、たとえば世界史のタイトルをみると「10.東南アジアの古代文明」「18.唐〜元の社会と江南開発」「40.オランダの独立と繁栄」「65・洋務運動の挫折と中国分割」「78.インド国民会議派」「97.ポーランド史」といったぐあいに、他の参考書ではあまり陽の当たらない(しかし入試には頻出する)テーマをしっかりおさえた、心憎い配列になっている。

    「世界史/日本史100題」は問題が難しい。知識を1からインプットする問題集ではない。社会が得意な受験生が難問に体当たりしてアウトプットし、「クイズ」を楽しみながら最強の力をつける問題集である。
    解説もくわしい。難関私立大学には、解説の記述からもよく出題される。




    ただ、難関私立大学の受験生以外にはおすすめしない。間違ってもセンター試験対策に使ってはならない。社会嫌いの子にとって、この問題集は苦痛以外の何者でもない。消化不良で吐き出してしまうだろう。

    僕の仕事は塾の講師で、政治や歴史に関する雑談を授業や日常会話でよくするのだが、政治や歴史に関する話題に積極的に興味を示してくれる生徒にしか、この本は薦めていない。
    社会科に対して強い好奇心を持つ受験生には最適な本だ。
    社会が好きな受験生は難しい問題集にチャレンジしたがるし、わからない用語が散りばめられていると逆に燃える。彼らは「こんなの知らないぞ」と口では文句を言いながら、しっかりその場で頭に刻み込んでいるのだ。
    世界史・日本史が好きな受験生を、この本は知的にエキサイティングさせる。

    とにかく、世界史・日本史が勝負科目で、ひと通りの基礎事項は身についていて、さらに難しい用語暗記を「楽しみたい」受験生にお勧めする。この本をこなせば、難関私立の問題は8割取れると思う。

     
    | 大学受験学参ソムリエ | 17:30 | - | - | ↑PAGE TOP