猫ギターの教育論

尾道市向島の塾「US塾」塾長のブログ 早稲田大学・開成高校出身 本音が飛び交う、少し「上から目線」の教育論
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わが塾の受験
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    わが塾の受験も、終わりを告げた。

    受験結果はHPに掲載してある。

     

    わが塾は「厳しい塾」なのだと思う。退塾者も多い。でも本気で学力を伸ばしたい、自分の力を試したい子には、居心地がいいと思う。厳しい部活が、ハードだからこそ、やり甲斐があるように。

    とにかく最後までよく耐え抜いたと思う。

     

    毎日平日は深夜0時まで、土日は朝9時から夜10時まで自習室を開けた。私は1月1日以来、休みを取っていない。高3生は自習室にフルで参加していた。1日12時間勉強しても、「まだやり足りない」みたいな顔をして帰って行った。

     

    指導に妥協してもいい。妥協した方が経営的にはプラスだ。だが僕は才能を眠らせたくない。ガツンとした子にはガツンと返したい。その思いだけは曲げないようにしたい。


     

    実は大学受験で、あと2問で浪人生活を余儀なくされた男の子もいる。筆舌に尽くしがたいほど頑張ったのに、合格させることができなかった。彼には本当に申し訳ない。何ておわびしたらいいかわからない。

     

    たったあと2問。悔やんでも悔やみきれない。

     

    彼はすべり止めを蹴って、もう1年、僕と一緒に頑張ることになった。これから週6回、昼は彼とマンツーマンで戦う。彼を合格させるための作戦で、いま頭がフル回転している。

     

    彼は人間性が極めて高く、真直ぐな若者だ。天然記念物みたいな男だ。彼の悪口を言う人を見たことがない。

     

    僕のような少し斜に構えた性格の男にとって、真直ぐとか素直という言葉は、嫌悪すべきものだった。しかし彼のような正直で歪みのない純粋な男に出会って、いつの間にか宗旨替えしてしまった。

    やっぱり真直ぐとか素直というのは、いいことなのだ。彼を慕って、周囲の人間が一生懸命になる。知らない間に組織は彼中心に回っている。

     

    彼は紳士的な物腰で、表面は草食系だが、芯の強さは肉食系だ。中途半端が嫌いな男で、大きな目標を掲げ、それに向けて努力を重ねられる男だ。

    彼の場合、言葉より行動が先行する。

     

    彼は1年間、浪人生としてストイックな生活を送る。僕も彼に倣って1年間、最大の趣味である旅行を断つことにした。海外旅行は一切しない、国内移動は奈良と福岡に限定。とにかく後悔のないように全力を尽くしたい。

    1年間で、僕が42年生きて得たすべてを、彼の頭脳にぶち込んでやろうと思う。

     

    彼のような爽やかな人間を教え子に持つことは、私の誇りである。



    ★開成塾・大学受験
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