猫ギターの教育論

尾道市向島の塾「US塾」塾長のブログ 早稲田大学・開成高校出身 本音が飛び交う、少し「上から目線」の教育論
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一日何時間勉強すればいいか?
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    「1日2時間勉強で、半年間で東大に」という、短時間の勉強で難関大学に合格可能だというふれ込みの本を数多く目にするが、現場の人間の目から見ればあまりにも嘘くさい。
    難関大合格には長時間勉強が必要に決まっている。1日2時間で東大に行けると広言する塾講師がいたとするなら、それは塾講師でなく魔術師か詐欺師だ。
     
    それに、長時間勉強しても学力が上がるわけではない。勉強時間で勉強を測るのはナンセンス。「8時間勉強しなければならない」ではなく「気がつけば8時間勉強していた」という、勉強に熱中する状態を作りあげるのが先決だ。
    勉強モードに入っていれば、8時間が1時間に感じる。「勉強時間の相対性理論」である。
     
    また、勉強の成果を時間で測るのは意味がない。結果が出ないビジネスマンが「私は12時間働きました」というのは言い訳にすぎず、手術を失敗した医者が「15時間もオペしたんです。努力を認めて下さい」といったら遺族の感情は大いに逆撫でされる。
    勉強は、一日一定時間働けばいい労働ではない。理解し暗記して結果を出してナンボの世界である。
     
    勉強時間には、スキマ時間を取ることが大事だ。
    成績が高い受験生は、勉強時間捻出がうまい。トイレや風呂や通学電車や休憩時間など、10分ぐらいのスキマ時間を見つけ出す。
    スキマ時間の集中力は思いのほか高い。唐突な比喩で恐縮だが、勉強時間の捻出は、カニを食べるのに似ている。
    足や身の大きな肉を頬張るのは、家や図書館の机に向かう時の勉強時間。スキマの勉強は、関節の細い肉をほじくり出している時間だ。カニの肉と格闘している時、人間の集中力はMAXに達する。お見合いや合コンにカニ料理店は絶対に避けた方がいいと言われる所以だ。
    長時間勉強もいいが、糸屑のようなカニの身を取る執念深さで、スキマ時間を捻出しよう。スキマ時間での勉強は、「気分転換×集中力」の、とてつもない効果がある。
     
     
     
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