猫ギターの教育論

尾道市向島の塾「US塾」塾長のブログ 早稲田大学・開成高校出身 本音が飛び交う、少し「上から目線」の教育論
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『大学受験勉強法 受かるのはどっち?』紹介
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     天才の自慢話もシンデレラストーリーも、あてにならない
     「ふつうの受験生」はどんな勉強法をすればいいか?
     
    書店で山積みにされている勉強法の本には、2つタイプがある。
    一つは、東大生や東大出身者が書いた「天才の勉強法」。もう一つは、偏差値どん底から奇跡を成し遂げる「シンデレラストーリー」だ。
    でも、どちらも何かしっくりこないと感じないだろうか?

    たしかに東大生の「天才の勉強法」は参考になる。だけど、普通の受験生にはハードルが高い勉強法が多く、英語の成績を上げるには原書を読めとか、リスニング上達には英語のラジオを浴びるほど聴けとか、青チャートを10回繰り返せとか無理難題が多く引いてしまう。
    天才の自慢話にしか聞こえない。

    もう一方の「シンデレラストーリー」は、勉強に背を向けていた高校生が超努力家に変身し、偏差値を30も40も伸ばす感動的な話だが、美談すぎてレアケースではないかと疑いの目で見てしまう。
    超努力家の成功物語も、あてにならない。

    現実には、やる気はあるのに偏差値が一向に伸びず、自力で這い上がらなければならない受験生の方が圧倒的に多い。「天才の勉強法」と「シンデレラストーリー」どちらのタイプの本も超人的すぎて、成績が上がらず苦しむ受験生の、真の代弁者の気がしない。

    おまけに勉強法の本を読み比べると、正反対のことが書いてあり、迷う。
    英単語の暗記法でも、天才は見て記憶しろ、努力家は書いて暗記しろと言う。受験生は恋愛OKかという話題も、天才は「恋愛は勉強の肥やし」、努力家は「恋に落ちれば受験に落ちる」と意見が180度違う。どちらも正論に聞こえるから、なおさら迷う。
    どうすればいいのか?

     
     
    「天才」と「超努力家」の勉強法対決
     両者の勉強法を「いいとこ取り」  

     
    そこで、本書の登場である。
    この本は、東大生の勉強法の「天才」と、シンデレラストーリーを成し遂げた「超努力家」、正反対の意見を持つ2人の若い先生をリングに上げ、一話完結、一つのテーマで論戦し判決を下す勉強法バトルである。
    「天才の勉強法」と「シンデレラストーリー」2冊分を1冊にまとめ、ジャッジを下す。受験生の迷いを断ち切る企画だ。

    リングに上がる「天才」代表が、川上涼太郎先生。ニックネームは「博士」。麻布高校の自由な校風で学んだ23歳の東大大学院生で、大手塾の東大クラスで数学講師を兼ね、難関大学をめざす受験生から強い支持を得ている。
    博士に対抗する努力家代表が「女王」こと堀田温子先生。28歳の英語予備校講師で、高2までギャルだったが勉強に目覚めた。偏差値を40上げて早稲田に合格し、シンデレラストーリーを成し遂げた。

    博士はエリートコースを進み、女王は商業高校から早稲田に合格した成り上がりの雑草。経歴も人生観も正反対。特に早稲田出身の女王は、東大の博士に対して強い対抗意識を持ち喧嘩腰になっている。
    両者がお互いの勉強法を主張し、ガチバトル。論戦はヒートアップするだろう。

     
     
    最終判決は私が現場の経験から下す
     勉強法の「料理の鉄人」「美味しんぼ」

     
    たとえば部活がテーマなら、超努力家の女王は「部活生はラストスパートがきくわ」と熱く語り、天才型の博士は「そもそも勉強しなかった部活生に合格する資格はない」と冷静に突き放す。
    両者、一歩も譲らない。

    論戦が尽きたら、天才と超努力家、どちらの方法が役に立つのか、私が判決を下す。

    判断基準は、頑張っているのに成績がイマイチ伸びない「ふつう」の受験生に、どちらの勉強法が役に立つのか、その一点だけ。受験生の90%を占めるであろう「ふつう」の受験生目線でジャッジし、判決に至った理由を書く。
    天才と超努力家の勉強法の「いいとこ取り」をするのだ。


    では、この私に判決を下す資格があるのか?
    私に判決を下す資格があるとすれば、難関中学高校で代議士や官僚や教授や医者になった凄い同級生に会ったこと。そして現在は島の小さな塾で、さまざまな学力層の子を教えた経験を持つことだ。言い方は悪いがピンからキリまで、ものすごく幅広い学力層に接している。どんな勉強法の受験生が成功し失敗してきたか、この目に強く焼き付けてきた。
    勉強法は薬と同じで、十人十色で千差万別、個人差が激しい。ある受験生には良薬だが、別の受験生には全く効き目がないこともあれば、逆にある受験生には小麦粉のように効果がない薬が、別の生徒には劇薬的成果を上げることを知っている。

    私は、島の純粋な子どもたちと、より良い勉強法は何か、試行錯誤を繰り返してきた。個人塾の塾長と生徒の関係は、「親未満、先生以上」と言うくらい強い。
    私の下す判決は、教え子たちとの葛藤の血と涙と笑いの結晶である。私の経験と葛藤と直観を基準に「俺がルールブックだ」という意気で、最終結論を下す。
    私の判決のバックには、何百人もの私の教え子がいるのである。

    天才と超努力家がガチンコで争う勉強法版「美味しんぼ」「料理の鉄人」。天才か超努力家か? 冷静か熱血か? 理論か根性か? 東大か早稲田か? 受験生に刺激を与える勉強法ガチバトル。

     
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