猫ギターの教育論

尾道市向島の塾「US塾」塾長のブログ 早稲田大学・開成高校出身 本音が飛び交う、少し「上から目線」の教育論
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大学へ「ICOCA」
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    いよいよ国立大学2次試験だ。
    勉強にのめり込むと、勉強しても勉強してもまだやりたりない無間地獄に陥り、また2リットル入りのペットボトルを何本飲んでも、のどの渇きが収まらない飢餓感にさいなまれる。

    2次試験を迎えてもゴールにたどり着いた達成感はなく、まだやり残したことが死ぬほどあり、「もう本番なの?」と中途半端なところで勉強にストップをかけられた気分でもあり、また逆にハードワークで体力気力が消耗し「これ以上勉強はできない」と疲れ果てた気分でもある。

    勉強がまだやり足りないのにもうやりたくない、準備不足なのに準備万端。そんな矛盾した気持ちを抱えながら、受験生は試験に臨む。


    さて、うちの塾では、自分で持っている場合を除き、東京・大阪方面に行く受験生には、餞別として「SUICA」「ICOCA」を渡した。
    受験終了後に、大学最寄り駅の長蛇の切符売り場に並ぶのは精神的にキツイ。

    「SUICA」や「ICOCA」を持っていると、フリーパスで電車に乗れるような気がして、ちょっとした優越感にひたれる。地方の高校生が、東京や大阪の人間になったような体験ができる。ささいなことかもしれないが、心理的に大きいんじゃないかと思う。

    特に「ICOCA」は、「大学へ行こかー」と語呂合わせになるので縁起がいい。
    「Kit-Kat」よりずっと実用的だし。

    ただし、受験生がどんなに「大学へ行こかー」と望んでも、大学側から「おまえは来るなー」と宣告される場合もあるわけで、その点「ICOCA」は「Kit-Kat」や「ウカール」に比べて、言葉が弱い。ちょっと不安ではある。
    JUGEMテーマ:学問・学校


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